Vol.1 「オンチ矯正からピッチの安定」

音程が悪いといっても、さまざまなレベルがありますよね。
よく初対面の方に、ヴォイストレーナーをやっていると自己紹介すると、「私オンチなんですけど、ちゃんとレッスンすれば治りますか?」みたいに聞かれることがあります。冗談混じりの会話ですが、「話し声がしっかりしていらっしゃるので、オンチではないと思いますよ・・・」と答えます。

本当の意味でオンチである人はほとんどいないと言われています。オンチ(イメージした音程が声に関連づかない、又は音程の違いを認識できない。)とは、喉ではなく脳機能障害のひとつだと言われています。会話が普通にできて音楽や歌を聞いて感じるのであれば、すでにそれだけで本当の意味でオンチである可能性はほとんど無く、自分の声をしっかり聞けていない場合がほとんどで、間違った思い込みや恐れで、力が入り過ぎているに状態であるだけなんです。似非オンチという感じでしょうか。
自分の声をしっかり聴ける人は微妙にピッチが悪いことがあっても、オンチとまで言われることはないはずです。要するに音程が曖昧にしか取れない人は、自分の出している声をしっかり聴いていないだけなんです。


〇似非オンチの矯正
過去にTVなどでよく紹介されていたペットボトルをくわえて歌う練習とか、他にもバケツをかぶって歌うなど声を物に反響させて歌う練習がかなり効果があります。お風呂場での練習も部屋の広さによってはいいかもしれません。とにかく、歌っているときに自分の声をしっかり耳に返して聴いて、把握できるようになれば、オンチとまでは言われることはなくなります。

〇微妙なピッチ(音程)の安定
基本はイマジネーションの強さです。どれだけ歌う音程を素早く強くイメージできるかです。
やはり個人差があり、初心者でもしっかりできる人もいます。

他に音程の悪い代表的なパターンで、いつもフラット気味になる症状があります。
原因は喉前方に力を入れて喉で押すように音程を支えにいくクセです。
もう一つは、中音域だけ特にフラットしていまう現象。高音域は安定するのに、少し高めのフレーズがフラットしてしまう。うこのクセは、音程による適切な声帯の変化を起こせず、低音域に適した喉の使い方で中高音を出してしまう為です。
両方共、体の歪みが無いバランスの取れた健康体であれば、無駄な力を抜くだけで治るものですが、癖が強く習慣的にハマってしまっている人は、トレーナーにつかないとなかなか治すのは難しいかも知れません。
癖をとるには、軽めの響きを大事にして、少し上の音域の細く感じる声質を選ぶ習慣をつけることです。


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